- HOME
- 保険治療で白い歯を目指しましょう
ここでは保険治療に限定したご説明をさせていただきます
詰める場合
おもに「コンポジットレジン」という樹脂(プラスチック)を使用します。
当院ではこのコンポジットレジンの、色調・硬さを各種揃え、自然な仕上がりにを目指し適材適所で使用しています。
コンポジットレジン修復は、こだわりを持って施術させていただいています。
※むし歯が大きく広範囲に及ぶ場合、コンポジットレジン修復では対応できない場合がございます。
その際は担当歯科医師よりご説明させていただいております。
被せる場合
前歯(1～3番)金属＋レジン(プラスチック)
仕上がり時は艶がありきれいです。
※レジン(プラスチック)の色調合わせには限界があります。
前歯に、より審美的な色調を望まれる患者様にはジルコニアセラミックを推奨しています。
当院では保険診療の被せ物にもこだわりを持っています。
■提携している歯科技工所「県央歯研」さん
勤務医時代から10社前後の歯科技工所とお付き合いさせていただいてきましたが、適合性・審美性ともにgoodです。特に前歯の審美性については、歯科技工士の技術が大きなウェイトをしめていると思います。 緻密な作業をする歯科技工所と提携することでより良い被せ物を施術させていただきます。
これより下記の内容は「単冠」のみの適用です。（単冠=単独歯のみ。連結不可。）
小臼歯（4・5番）
小臼歯には「CAD/CAM冠」（キャドカム冠）という被せ物が使用されます。 （平成26年4月より保険適用）
ハイブリッドレジンという素材から専用のミリングマシーンで削りだし作製します。
強度は「銀歯」には劣りますが、審美性は良好です。
平成26年4月より保険導入されましたが、当院での「割れる・欠ける」などのトラブルは10症例に満たないと記憶しています。トラブルのあった患者様は歯ぎしりや食いしばりの癖がある患者様でした。
ただし素材の特異性から「外れる」ことは銀歯に比べ少し多いなという印象があります。しかし、接着操作の工夫により「外れる」トラブルは軽減できると考えます。
下顎第一大臼歯（下6番）
下顎第一大臼歯にも「CAD/CAM冠」（キャドカム冠）という被せ物が使用されます。
（平成29年12月より保険適用）
ハイブリッドレジンという素材を専用のミリングマシーンで削りだし作製します。
強度は「銀歯」には劣りますが、審美性は良好です。
平成29年12月より保険導入されましたが耐久性は未知数と言ったところでしょうか。
保険適用になりまだ年数が浅いこと、（長期経過症例がまだない）
小臼歯（4・5番）よりも咬合圧（咬む力）がかかること
などの理由から不安要素はありますが、患者様にご説明させていただいた上で施術させていただいています。
※上下左右の第二大臼歯（7番）がすべて残存していること
※過度な咬合圧がかからないこと（例えば歯ぎしりの癖）
という条件付きの保険適用です。
上顎第一大臼歯（上6番）
上顎第一大臼歯にも「CAD/CAM冠」が適用になりました。
（令和2年4月より保険適用）
下顎第一大臼歯（下6番）と同じく
※上下左右の第二大臼歯（7番）がすべて残存していること
※過度な咬合圧がかからないこと（例えば歯ぎしりの癖）
という条件付きの保険適用です。
下顎第一大臼歯（下6番）に対するCAD/CAM冠が保険適用となった平成29年12月から2年4ヶ月が経過しました。
上記「下顎第一大臼歯（下6番）」でも記載いたしましたが、
4番・5番に比べ「咬む力が大きくかかる」部位です。
セラミックや銀歯と比較し、「脱落・破損」の可能性が高いのは否めないところです。
平成29年12月から2年4ヶ月経過し、「破損」はありませんが、「脱落」は5症例ほど発生しました。
- CAD/CAM冠自体、接着にやや難があること。
- 大臼歯という咬む力が強くかかる歯であるということ。
以上の点を患者様と共有・同意をいただいた上で治療に使用したいと思います。
歯科用金属にアレルギー反応のある方
6・7番にも「CAD/CAM冠」（キャドカム冠）という被せ物が使用されます。
医科（皮膚科）で診査していただき、歯科用金属アレルギーと診断された患者様は上下に関わらず第一・第二大臼歯に「CAD/CAM冠」（キャドカム冠）が適応になります。
いかがでしょうか。
保険適用の材質でも白い詰め物・被せ物は意外と施術可能なのです。
スタッフ・歯科医師までお問い合わせください。
保険適用の白い素材は基本的に「レジン（樹脂・プラスチック）」です。
より良い審美性・強度を望まれる患者様はこちらもご覧ください。